こんにちは、kikoです。
今回は我が家が行ったキッチンリフォームについて書いていきたいと思います。
ちょっと長くなりますので、3回に分けて書いていきたいと思います。
今回は第一回目です。
『キッチンをリフォームするために準備すること』について書いています。
こんな方におすすめ
- キッチンリフォームがしたい方
- 今使っているキッチンがブロックキッチン(セクショナルキッチン)の方
- オーダーキッチンを考えている方
- 一昔前の台所スタイルの方(キッチンが広い方)
- リフォーム業者を使わずにリフォームしたい方
キッチンは家の中でよく使う場所の一つでリフォーム人気が高い場所です。しかし水回り箇所はとてもお金のかかる場所ですのでなかなか思い切りがつかない方もいるかと思います。
そして我が家のようなシステムキッチンでもない古いブロックキッチンタイプの台所の方だとなかなかリフォームのイメージもし難いかなとも思います。
今回はそんな方に我が家のブロックキッチン(セクショナルキッチン)のリフォーム事例をお伝えいたします。
目次
- キッチンをリフォームするために準備すること
- 何がどう不満なのか現状の問題点を把握
- 改善したい箇所、新たに欲しい機能や維持したいものを書き出す
- リフォームする場所、範囲を決める
- 自分なりに予算を付ける…
- ここまでのまとめ
- キッチンリフォームの構想
- キッチンリフォームのイメージを膨らませる
- 理想のオーダーキッチンを造ってくれるメーカーを探す
- 部屋全体のイメージを決める
- リフォームの手配:自分で大工さんとやり取りする。
- リフォーム開始
- キッチンの片付け(撤去できるように準備する)
- キッチンの撤去~内装工事
- オーダーキッチンの搬入・組み立て
- キッチンの完成
- リフォームを振り返って
キッチンをリフォームするために準備すること
何がどう不満なのか現状の問題点を把握
まず自分の家のキッチンがどのようなものなのか、どのような使い方をしていて、どのあたりに不具合(不便)を感じるのかを考えていきます。
まず我が家の場合キッチンメーカーはNASというロゴが付いていたので、たぶんナスラックのものだと思われます。
優しいグリーンの琺瑯の扉に、ステンレスが使われているセクショナルキッチンと言われるものですね。30年以上は経過していましたが、ステンレスの部分はほとんど不具合もなく使えていました。
しかし毎日開け閉めする扉のほうは金具が壊れていて半分開いたままだったり、開けられなくなっていたりする場所もありました。
シンク下は長年ゴキブリがいたのか黒く汚れていたり、配管が外れていたり、臭いが籠っていたり、引き出しではないので、フライパンや鍋が重ねておかれていて取り出しにくく、奥のほうに何が入っているのかわからないものもたくさんありました。
同じデザインで吊戸棚やパントリー収納棚のようなものもあったのですが、奥のほうや天井付近のものは日常的に使うには不便で、こちらも数年から数十年前のモノ(食器や食品)がそのまま残っていました。
その他ダイニングテーブルが部屋の中央にどーーーんと置かれていて通路が狭くて通りづらかったり、食器棚や棚などに置かれているものの位置が悪くて冷蔵庫やレンジを使う際、他の人にどいてもらわないといけないなど使いにくさを感じる箇所がたくさんありました。
こういう一つ一つの不満点を書き出して、ノートにまとめていきます。
改善したい箇所、新たに欲しい機能や維持したいものを書き出す
次に行ったのは、改善したい箇所やものと新しくするなら欲しいもの、欲しい機能と今のものを受け継いでいくものとを考えて書き出していきます。
我が家の場合、通路が狭いので広くする、物の置き場所が悪いので、物の場所を見直し導線を考える、そして座って作業できるキッチンと引き出し収納、今と変えずにほしいものとして2つのシンクと二つのコンロでした。
ここでの作業で普段の自分たちのキッチンの使い方、動き方などを考えながら、新しいキッチンのイメージを膨らましていきます。
その際、インターネットなどでいろいろ調べたのですが我が家のような古くて無駄に広くて、コンロ2つ、シンク2か所な台所の例はまずありませんでした。ですのである程度地道に自分でいろいろと調べて出来る方法を考えていくしかありません。
簡単にやろうと思うのであればリフォーム業者に丸投げしちゃうのが楽だと思いますが、今回はリフォーム業者を使わずに自分で調べて手配したので、色々手間取っていますがやはり書き出していく作業が大切です。
リフォームする場所、範囲を決める
イメージが沸いてきたらリフォームする箇所、範囲を決めます。
うちの場合はキッチンだけでなく、台所と隣のダイニングの二部屋で20畳くらいの部屋をリフォームすることにしました。キッチンだけでなく天井も床も壁も新しく綺麗にしようと考えました。
例えば今使っているキッチンのシンクとかコンロ部分だけ交換するというリフォームもありますよね。
ブロックキッチンからシステムキッチンへ。システムキッチンから新しいシステムキッチンへなどは比較的安価で出来るようです。
今回はキッチンだけでなく日々食事を取るダイニングになる部分も合わせてリフォームする計画ですので、広範囲になりました。
自分なりに予算を付ける…
さて次は予算です。予算がないことにはリフォームできないので場所を決めたら予算を決めていきます。ここではあくまで自分ならいくら出せるということなので、だいたいの金額を付けます。
でもそもそも予算をつけようにもどれくらいでできそうなのか金額の目安がつきません。
自分の家の台所、いくらくらいで出来るんだろう。皆さん、それが一番知りたいことですよね。
でもですね、ネットで調べてもあまり広いキッチンの例って載ってないんですよ。
そもそもちゃんと金額載せてないところのほうが多いですし、今時のおうちってキッチンそんなに広くないですし、リビングとダイニングと一緒のところがほとんどですしね。
出来ればうちもキッチン、ダイニング、リビングが同じか近いデザインにリフォームしたかったです。
でもそうなると家の構造上、増築部分との段差解消やら建具の撤去や壁の増設なんか色々必要になってきて、すごく大規模な工事になるんですよね。もういっそ建て直したほうがいいんじゃないかな、、、くらい。
なのでキッチンがある台所と隣のお客様が来た時しか使っていなかったダイニングスペースの二部屋だけリフォームすることにしたんですがそれでも結構費用がかかると予想しました。
ちょうどそのころ軽い気持ちで見積もりをお願いしたリフォーム業者から普通のシステムキッチン1台分と台所一部屋だとうちの場合300万円くらいはかかるということがわかりました。
予算を立てるのに目安が付かない場合、それまでに立てたイメージを伝えてリフォーム業者に見積もりを取ってみてもいいと思います。そしてそれを踏まえて自分で用意できる金額を設定します。
うちの場合リフォームを考えだした2年前はそんなにかかるなんて思っていなかったので、結局リフォームはしませんでした。
それから2年後、色々タイミングが重なって念願のキッチンリフォームをすることになるんですが、当初思っていたものよりも予算をかけて、さらにイメージを練り上げたものを造ることができました。
経験をもとに言えるのは、リフォームをする前に準備するものは
①自分の理想のイメージ固め
②予算
③タイミングが来たらすぐに動けるように情報収集!
この3つです。
①お金がすぐ用意できない場合、自分のイメージをしっかり構築できる時間だと考えます。ここをしっかり固めていけば自ずと必要な費用もわかるし、必要な業者や必要な資材もわかってきます。施主支給などで費用を抑える工夫もできるので、自分でどこまで出来るか考える時間でもあります。
②の予算はないことには始まりません。③の情報収集とも重なるのですが、自分がしたいことをするのにどれくらい費用がかかるのかをある程度予想してそれに向けて準備しておく必要があります。
③我が家はリフォームしたいなぁと思ってから2年後でしたが、そのタイミングがいつ来るかは人それぞれ。家庭環境の変化などにも影響されるかと思います。その時がきたらそれまで温めていたものを放出するときです。ある程度準備できていればそのあとはもうリフォームに向かって進むしかありません。
以上3つのことを準備したら、いざリフォームの開始です。
次の②ではリフォームの構想からリフォームを始めるまでの流れを書いていきます。興味のある方はそのままお進みください。
リフォーム業者を使わずに古いブロックキッチンの台所をリフォームする②